よく「安全日」「危険日」って言葉を耳にしますよね。だけど実際どういう日が安全・危険なのか知らない女性も多いんじゃないでしょうか?妊娠を望まない女性が安心して彼に身を任せるには、女性自身が最低限の避妊の知識を持っておく必要があるんですよ。
安全日と危険日は生理を中心に考える
生理っていうのは、ただお股から血が出るだけのイベントではありません。女性の体は毎月妊娠に備えて子宮に分厚い膜を張りますが、精子が着床しなかった場合はその膜が不要になります。それが剥がれ落ちることを生理というのです。
「安全日」とは妊娠しにくいとされる期間のことで、反対に「危険日」とは妊娠しやすい期間のことです。よく大人のドラマや小説で「今日安全日だから・・・」なんていうのは、今日は妊娠しにくいはずだから生で入れて中で出しても大丈夫よ、という意味で使われます。
安全日と危険日はそれぞれどんな日?かというと、排卵日に近いかどうかです。排卵日から近い日にセックスすれば妊娠する可能性が高いし、逆に遠い日だったら妊娠する可能性が低くなると言われています。
この排卵日は生理の約14日前、つまり約2週間前です。その日だけでなく前後3日は危険日と言われています。ただ、生理が毎月全く同じ日に来る人ってあまりいませんよね。排卵日は生理を基準に計算されるので、生理がずれたらその分ズレますし、排卵日もピッタリ前後3日の間にくるとは限りません。
そう考えると、この日は安全♪と思っている日でも知らないうちに排卵日に入っていたり、排卵日外でも精子が長く生きていて着床することもあり得ます。
実はセックスに安全日なんてナイ?
安全日と危険日は、どちらも推測に過ぎません。いかに上手に計算できたとしても、危険日を狙ったけど妊娠しなかった、安全日に仲良ししたのに妊娠した、という話はいくつも聞きます。
そもそも中出しをした場合はいつであっても妊娠する可能性があるんです。しやすいかしにくいかの違いで、するかしないかじゃないんですよね。だから、セックスに安全日なんてナイ!と覚えておいて下さい。
妊娠を望まないうちはしっかり避妊をして、彼が何と言おうとダメ!NO!と言う。望まないうちに流されて傷つくのはあなたです。断って嫌われるなら、その彼とは本当にバイバイしたほうが良いですよ。あなたの体を思うなら、きちんと段階を踏んでお互いに安心できる関係になるまで我慢できるはずですから。
それでも男性は生で入れたい生き物です。女性の方がうまく断ってあげないといけないのは面倒ですが、自分の身を守るのは自分しかいません。
生で入れたい!の断り方
流されて生で挿入されてしまう女性も多いんですが、これは「雰囲気を壊したくない」という意識があるからだと思います。せっかく愛撫からいい感じに進んできたのに、頑なにダメ!と断ったら彼を凹ませてしまうんじゃ・・・と思い、どうしようと思いながらも受け入れてしまう。
これ、妊娠しなかったときは良いですけど、妊娠したらきっと後悔すると思います。あの時断れなかったから!って。だから絶対断って下さい。難しく考えず「付けてね」と優しく言ってあげればOKです。これで分かってくれない男性の場合は「じゃあ今日はこれで終わりね?」と言うと素直に付けてくれるかも。
男性の生で入れたい、は中出しまでは考えてないことも多いです。中出しまではさすがにヤバイと思ってる男性が多いからです。
でも精液でなくても、カウパーという男性が勃起中に出る透明の分泌液にも精子が含まれています。つまり、ピッタリ合ってしまえば生で入れただけでも妊娠してしまうかも!ってこと。だから生で入れられても外出ししてもらえば・・・と考えているなら、今日から改めましょうね。